こんにちは、サンテです。
今回は、誰でもほぼタダでできるストレス解消法をご紹介します。
たったこれだけでストレスが解消されるの?
と思うかもしれませんが、しっかりと科学的な実験で明らかになっている内容です。
これを読んだらすぐに実行できる内容ですので、ぜひストレスで悩んでいる人は試してみてくださいね。
ネガティブダストビン
「ネガティブダストビン」は即効性のあるストレス解消法です
ついつい嫌なことを考えてしまうような時に使えるテクニックと言えるでしょう。
2012年スペインのオートノマ大学が面白い実験を行いました。
研究チームは83人の学生に自分の体の嫌なところ書き出してください、と指示しました。
その上で全体を2つのグループに分けました。
- 書いた紙をビリビリに破いて捨てるグループ
- 書いた紙をそのまま持っておくグループ
その後、専門の判定テストを使って、全員に「自分の身体に対するイメージ」をチェックしたところ、書いた紙をゴミ箱に捨てたグループは、自分にポジティブな評価を下すようになりました。
つまり、ネガティブ思考のストレスに強くなったのです。
この現象を、研究チームは「思考の物質化」と呼んでいます。
ぼんやりとした考えや感情を紙に書き出すと、私たちの脳は、あたかも思考がモノになったかのように錯覚するんです。
そして、それを捨てることで、ほんとにネガティブな思考までのゴミ箱に放り込んだような気分が生まれるのです。
もちろんネガティブな思考は完全に消えたわけではなく、いつでも思い出すことが可能です。
しかし、思考をゴミ箱に捨てたをおかげでネガティブな思考が頭に浮かびにくくなります。
その結果、ストレスも和らぐのです。
要は脳の錯覚を利用したテクニックが「ネガティブダストピン」なのです。
たったこれだけで手軽にストレスを減らせるのだから、試してみない手はありません。
実験によれば、ネガティブな思考を紙に書き出す時間は3分間程度でオッケー。
頭の中でネガティブな思考を書き出すのを想像するのではなく、本当の紙を使って書き出してください。
チラシの裏紙でも、コピー用紙の裏でも、メモ帳でもなんでも構いません。
僕は、A4のコピー用紙が安いので、いつも使っています。
仕事場でも家でもどこでも書き出しています。
紙に書き出すと、自分が何に対してネガティブな感情を抱いていたのかを「文字」にできます。
文字に言語化できたら、もう半分は解決したようなもの。
そいつを認識して、くしゃくしゃに丸めてゴミ箱にポイです。
ちなみに、この「ネガティブダストビン」テクニックを何度も繰り返すと、脳がネガティブな思考をすぐに打ち消せるようになることもわかっているのです。
つまり、使えば使うほど、あなたはネガティブな思考へのストレス耐性がついていくのです。
僕はストレス耐性をどんどんレベルアップさせたいので毎日やってますよ!
ぜひあなたも3分でいいのでやってみてください。
今日の新聞のチラシを裏返して、さっそく書き始めてみましょう!
定期的に継続的に実践してみると、高い効果を実感できると思います。
それでは、今回はこのあたりで!