女性ホルモンの代わりになる大豆イソフラボン
病気の発症を予防したり、進行を防止する予防医学という医療の考え方があります。
ヘルスフードを取り入れた食生活はまさに食べる予防医学といえます。
知的な人はどんどん取り入れているのがヘルスフードです。
ヘルスフードには以下の3つの条件があります。
- 有効性が科学的に証明されていること
- 安全性が確認されていること
- 仕組みが解明されていること
今回紹介する大豆イソフラボンは、ヘルスフードのすべての条件を満たしている素晴らしい成分なのです。
大豆イソフラボンは、大豆の種子、特に胚芽の部分に多く含まれている植物性の成分です。
渋みやえぐみの元となり、その効用には
- 女性ホルモン作用
- 抗酸化作用
- 食物繊維としての機能
の3つが挙げられます。
そのなかで最も注目されているのが女性ホルモン作用です。
大豆イソフラボンが体内でゲニステインという成分に変化し、エストロゲン(女性ホルモン)と似た働きをするのです。
大豆イソフラボンは
- 骨粗しょう症
- 動脈硬化
- 乳がん予防
にも効果的な栄養素です。
卵巣で作られるエストロゲンは、血液を通じていろいろな臓器に作用します。
エストロゲンは各臓器の細胞に到達すると、まず細胞の表面にあるレセプターと言う受容体に取り込まれ、そこから細胞に指令を出します。
エストロゲンとレセプターは、さながら鍵と鍵穴のような関係です。
更年期を迎えると卵巣の働きが衰えてエストロゲンの分泌量が減少していきます。
ホルモンのバランスが乱れると、女性の体は様々な不快症状に見舞われます。
これが女性の更年期障害です。
骨粗しょう症や動脈硬化高コレステロール傷等の危険も加速します
さて大豆イソフラボンの化学構造は、エストロゲンのそれとよく似ています。
大豆イソフラボンが、レセプターにはまり込むと細胞はエストロゲンだと錯覚します。
つまり大豆イソフラボンは、加齢や生活習慣によって少なくなるエストロゲンの代わりとして作用する、というわけです。
さらに大豆イソフラボンには、エストロゲンの欠乏を補うと同時に、エストロゲンの分泌過剰による乳がんの進行を抑える効果もあります。
おから
大豆の搾りかすであるおからにもイソフラボンが多く含まれています
おからには食物繊維も豊富ですから便秘を改善する効果も見込めます
さらにおからを行ってお茶にするといつでも手軽に飲むことができて便利です
最近ではおからを発行させて気に出身の吸収効率を高めとおからちゃんも上されています
大豆イソフラボンの女性ホルモン作用を取り入れてホルモンバランスを整え更年期の不快症状や若返り効果に役立ててはいかがでしょうか
女性の4つの曲がり角
女性には一生のうち4回の曲がり角があります。
1. 25歳はお肌の曲がり角
活性酸素により肌の代謝が遅くなるためです
2. 35歳はストレスを抱えて活性酸素がさらに増大する時期様々なトラブルが発生します
3. 45歳になるとエストロゲンの分泌が少なくなって更年期症状が始まります
4. そして骨の形成を促進する機能を持つエストロゲンが激減する55歳になると骨粗しょう症のケアが必要になります
おからなど大豆食品に含まれるイソフラボンはこのような曲がり角で苦しんでいる女性を助ける成分なのです。
ぜひ日ごろの生活に取り入れていきましょう!