更年期は女性だけに訪れるものではありません。
男性にも更年期があります。
男性も女性と同様に、年齢と共に男性ホルモンが低下します。
これが様々な悩みを引き起こします。
たとえば、
- 頻尿
- 性欲の減退
- 勃起不全(ED)など
悩んでいる男性が増えているのが実態です。
男性ホルモンの分泌が減ると膀胱の下にある前立腺が老化・肥大して排尿の不調やEDにつながっていきます。
また年齢だけでなく体力や気力が低下することで、自律神経の働きが悪くなると、男性ホルモンの分泌が減り、これも前立腺肥大につながってきます。
男性更年期の心強い味方 DHEAとは?
この男性ホルモンの減少による悩ましい症状に役立ってくれるのが
DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)
と言うホルモンです
アメリカなどでは若返りホルモンとして広く認知されており、このDHEAを含んだ健康食品やサプリメントが販売され、大ブームになっています。
これらアメリカの食品は、日本では販売許可がまだ降りていませんが、これと同じ作用のある食品が実はあります。
それが滋養強壮の効果があると言われている山芋です。
実はアメリカで販売されているDHEA含有食品の原材料の多くも山芋なのです。
DHEAを含む山芋をきちんと食事で摂取すれば、自然と男性ホルモンも維持・回復してきます。
答えがわかっているのに取り組まないのはもったいないです。
山芋を使わない手はありません
ヤマイモをすりおろして、吸収率アップを狙う
山芋は、DHEAの原料になるジオスゲニンとサポゲニンをたっぷり含んでいます。
これらを効率よく摂取するにはいくつかのコツがあります。
まず、ヤマイモをすりおろしすこと。
すりおろすことで、腸での吸収率を高めることができます。
肝心のDHEAの原料になるジオスゲニンとサポゲニンは、すりおろしても損われる事はありませんので安心してくださいね。
ヤマイモとビタミンCを一緒に取る
ヤマイモは、ビタミンCと一緒にとることで効果がアップします。
実は、DHEAを合成する副腎の働きを活発にする栄養素がビタミンCなのです。
DHEAの原料であるジオスゲニンとサポゲニンは、良質な脂肪の一種なのですが、ビタミンCには脂肪の酸化を防ぐという働きもあります。
ところが主役となる山芋には肝心のビタミンCがあまり多く含まれていません。
そこでビタミンCを補いつつ、山芋を摂取する必要があります。
お勧めの食べ方は、
- すりおろした山芋をご飯の上にかけて、そこに少しのレモン汁をかけて食べる
- 山芋を食べた後にビタミンCをサプリメントで補う
といった食べ方です。
これを週に2, 3回続けてとれば、男性更年期の悩みをほとんど解決することができると言われています。
DHEAは様々なホルモンの元になっている基礎ホルモンの1つです。
なのでDHEAの摂取により、他のホルモン分泌も整えるうれしい効果があります。
つまり、DHEAは、男性更年期の悩みだけでなく、
- 肥満の解消
- 気分の高揚
- 美肌
- 物忘れ防止
- 糖尿病改善
など嬉しい効能がたくさん認められている成分なのです。
ぜひDHEAを多く含む山芋を食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。